こんにちは、中小企業診断士の宮原です。
企業にとってホームページからの集客・問い合わせを増やすことは、業績を伸ばすために戦略上の重要な課題です。
この記事では、企業ホームページの集客や問い合わせ数を改善するための具体的なポイントを紹介します。
ホームページはビジネスの重要なツールですが、効果的に運用できていないと、思ったような成果が得られません。
ここでは、よくある問題点とその解決策を詳しく解説します。
Contents
企業ホームページで集客・問い合わせ数が増えない理由
ホームページの集客や問い合わせ数が増えない理由は複数ありますが、主な原因として以下の3つが挙げられます。
原因①ホームページ設計・導線が悪い
ホームページの設計や導線が悪いと、訪問者が目的のページにたどり着くのが難しくなります。
例えば、ナビゲーションメニューが分かりにくかったり、重要なページへのリンクが見つけにくかったりする場合、ユーザーはすぐにサイトを離れてしまいます。
効果的なホームページ設計へ見直し、ユーザーが直感的に操作できるよう、シンプルで分かりやすい構造が求められます。
トップページから主要なコンテンツへスムーズにアクセスできるよう、明確な導線を設計しましょう。
原因②問い合わせ・申し込みページのUIが悪い
問い合わせや申し込みページのユーザーインターフェース(UI)が悪いと、ユーザーは入力を途中で諦めてしまいます。
フォームが長すぎたり、必要な情報が分かりにくかったりすると、ユーザーはストレスを感じます。
問い合わせフォームは簡潔で、必要最低限の情報だけを求めるようにします。
視覚的にも見やすく、入力しやすいデザインを心がけましょう。
例えば、フォームの入力欄を適切に配置し、エラーメッセージが分かりやすく表示されるようにすることが重要です。
原因③集客ができてない
ホームページ自体に訪問者が少ない場合、問い合わせや申し込みの数も当然少なくなります。
集客ができていない原因としては、SEO対策が不十分、SNSや広告を活用していないなどが考えられます。
検索エンジンからの流入を増やすためには、ターゲットキーワードを含む質の高いコンテンツを定期的に更新することが重要です。
また、SNSや広告を活用して、広範囲のユーザーにアプローチし、ホームページへのアクセス数を増やしましょう。
企業ホームページの集客・問い合わせ数の改善する5つのポイント
企業ホームページの集客や問い合わせ数を増やすためには、いくつかの具体的な施策を実行することが重要です。
以下にそのポイントを詳しく解説します。
ポイント①ホームページの設計・デザイン・動線を見直す
ホームページの設計やデザイン、動線を見直すことで、ユーザーが目的のページにたどり着きやすくなります。
ナビゲーションメニューはシンプルで分かりやすく、主要なページへのリンクを明確に配置します。
トップページからの導線を見直し、ユーザーが直感的に操作できるようにすることが重要です。
分かりやすい構造に整理はしつつ、全てのページに対し、できるだけ少ない数のクリックでアクセスできるようにすることが理想です。
例えば、ランディングページや商品ページから問い合わせフォームへのリンクを目立たせることで、問い合わせを増やすことができます。
ポイント②問い合わせフォーム・申し込みページを見直す
問い合わせフォームや申し込みページの見直しは、ユーザーの利便性を高めるために必要です。
入力欄を必要最低限に絞り、視覚的に見やすく、入力しやすいデザインを心がけます。
また、入力中に自動補完機能を活用したり、エラーメッセージを分かりやすく表示することで、ユーザーのストレスを軽減できます。
例えば、問い合わせフォームに名前、メールアドレス、問い合わせ内容の3つだけを求めることで、入力のハードルを下げることができます。
フォームの入力項目が1つ増えるごとに数パーセントの離脱が発生すると言われています。
ポイント③SEO対策を行う
SEO対策を強化することで、検索エンジンからのトラフィックを増やし、問い合わせ数を増加させることができます。
ターゲットキーワードを含むコンテンツを定期的に更新し、内部リンクの最適化やメタタグの設定を行います。
また、ページの読み込み速度を改善し、モバイルフレンドリーなデザインを採用することで、検索エンジンからの評価を向上させることができます。
これにより、ホームページの訪問者数が増加し、問い合わせの機会も増えます。
ポイント④ブログによる集客を行う
ブログは、質の高いコンテンツを提供することで、検索エンジンからの流入を増やし、集客効果を高めるための有効な手段です。
定期的に業界の最新情報や専門知識を発信することで、訪問者の関心を引き、長期的な信頼関係を築くことができます。
また、ブログ記事内に適切なCTAを設けることで、問い合わせフォームへの誘導を促進します。
例えば、「詳しくはこちらからお問い合わせください」といったリンクを記事の最後に配置すると効果的です。
自社でもある程度は実現可能ですが、高度な専門性が求められるため、外部のWEBマーケティング会社へ任せるのが理想です。
ポイント⑤SNS運用を行う
SNSを活用することで、広範囲のユーザーにアプローチし、ホームページへのアクセスを増やすことができます。
Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなどのプラットフォームで、ターゲットユーザーに合わせたコンテンツを定期的に投稿し、見込み客を育成・獲得します。
また、SNS広告を活用することで、特定のターゲット層に直接アプローチすることも可能です。
SNS上での活動を通じて、ブランド認知度を向上させ、問い合わせの機会を増やすことができます。
まとめ
企業ホームページの集客や問い合わせ数を改善するためには、ホームページの設計・デザイン・動線の見直し、問い合わせフォームの最適化、SEO対策、ブログによる集客、そしてSNS運用が重要です。
これらのポイントを実践することで、ユーザーの利便性を高め、より多くの問い合わせを獲得することができます。
継続的な改善を行い、効果を検証しながら施策を最適化していくことが成功の鍵です。
なお、WEBマーケティングには専門的な知識が求められますが、自社で内製化することもある程度は可能です。
しかし、社内の限られたリソースを専門外のWEBマーケティングに割り当てることは、中小企業にとって致命的なリスクになりかねません。
ReEMAコンサルティングでは、中小企業に特化したWEBマーケティングサービスを提供しており、中小企業に最適化された提案が可能です。
詳細なデータ分析と中小企業診断士としての知見による戦略立案、成約率や問い合わせ数の向上、SEOマーケティングによる集客などに自信があります。
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